Life Report<一年の重み>


僕は会社員です。

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 大学を卒業し、今の会社に就職した。就職が決まったときには、それはもう、うれしかった。この先長く会社員として普通に暮らしていくものだと思っていた。
 
 24歳でこの会社に入社した僕は、今28歳になっている。いつ頃からだろう、25歳を過ぎた辺りだろうか、一年で一歳年をとるということが、少しずつ窮屈に感じるようになってきた。25歳から26歳への一年よりも、27歳から28歳への一年の方が少しだけ重かったように思う。この先その重みはさらに増していくに違いない。
(僕の感じた一年の嫌な「重み」は、自分の年齢と現状とのギャップにより生じるものではないかと思う。その一年が自分にとって納得のいくものならば、その「重み」は次の一年へのしっかりとした基礎となる。それは「よい重み」となるはずなのだ。)

 この「重み」を解決するには、それを忘れてしまうか、それとも自分で何とかするか、この二種類しか方法はないと思う。

 もう少し今のままを続ければ、何か自分の中で割り切れるときが来るのかもしれない。だけどいつまでたっても割り切れない場合が悲惨だ。かといって今の僕には明確な目標がないのも事実。明日は今日のコピーで、一年後の僕もやっぱり今と同じように毎日をこなしているのだろう。それはとうてい充実した毎日であるとは思えない。

 僕は何か確かな手ごたえが欲しかった。

 この先もっとずっと年をとってから、僕は自分の人生を愛する人たちに自信を持って話したい。そしてなにより僕自身、重ねた年に納得していたい。自分自身の人生に責任を持ちたいのだ。

 動き出せるのは今しかないように思えた。後に延ばせば延ばすほど重さは増し、体力はなくなる。これ以上時間を無駄にしてはいけない。

 こうして僕は自分で何とかする方の道を選んだ。



 

那覇 
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